今日からちょうど一週間前、
WBA WBC世界ライトフライ級王座統一戦 寺地拳四朗選手と京口絋人選手の一戦
が行われました。
メインは勿論、アンダーカードも珠玉の好カードばかりで、戦前より僕も興奮が隠し切れませんでしたが、放送開始直後のオープニングカード、WBOアジアパシフィックライト級王者・吉野修一郎選手(三迫)VS中谷正義選手(帝拳)から予想に違わぬ大激戦で始まり、その盛り上がりはメインカードで最高潮に達しました。
僕も戦前より、
車内(電車含む)で番組視聴。その時、映像を途切れ難くする設定は!?拳四朗VS京口戦迫る!
の記事内で、「拳四朗選手が負けるイメージが沸かない」として、拳四朗選手の勝ちを予想していましたが、応援していたのはどちらかというと
京口絋人選手
の方だったんです。
京口選手は試合前日の記者会見で、試合への抱負を尋ねられた際、「生物的に上回りたい」と恐ろしい程シンプルに勝ちへの意気込みを口にしました。
減量により一切の余分な贅肉を削ぎ落したボクサーの肉体に、これまた一切の雑念を削ぎ落し勝利のみを渇望する精神が宿った京口選手の仕上がりは間違いなく完璧であることを伺わせるものでした。
実際に試合が始まってみますと、やはり京口選手の動きにはキレがあり上々の滑り出しを予感させましたが、それ以上の仕上がりで最高のパフォーマンスを発揮したのが拳四朗選手でした。
固くガードを固めてジリジリ距離を詰めようとする京口選手に対し、拳四朗選手は両手は常に攻撃態勢のまま、足のステップで相手の攻撃が届く位置、届かない位置を見極め、更には自分の攻撃だけ届く距離をひたすら維持して攻撃を浴びせ続けます。
そして、第5ラウンド、拳四朗選手が狙いすました右ストレートでダウンを奪い、なおも立ち上がってきた京口選手に猛ラッシュを仕掛けました。しかし京口選手はこのラッシュをクリンチに頼ることなく、ガードを固め、ボディワークで決定打を許さずに凌ぎ切り、逆に打ち疲れた拳四朗選手に猛然と襲い掛かったのがこの試合の最大の見せ場でした。
この反撃で拳四朗選手からあわやダウンを奪い返す程に攻め立てますが惜しくもラウンド終了の合図で中断。そして試合は第7ラウンド、拳四朗選手の右ストレートにまるで宙吊りの操り人形の糸がぷつりと切れたかの様に崩れ落ちそうになった京口選手を抱きかかえて救出したレフリーにより試合終了が告げられました。実況も話されていた様に、既にダメージは肉体の限界を超え、5ラウンド以降は精神力のみで戦っていたのだと思います。
拳四朗選手の勝ちを予想していた僕でしたが、それを遥かに上回る強さを見せつけられた試合でしたが、第5ラウンドに見せた京口選手の反撃も決してこの先忘れることは無いでしょう。そしてそれは、何か挫折しそうになった時、必ず前に進めるように後押してくれそうです。京口紘人選手には感謝と労いの言葉を贈りたいです。本当にお疲れさまでした。
また勝利した拳四朗選手、おめでとうございます。今後の活躍、ライトフライ級統一の様子をしっかり見届け、応援させていただきます。
こうして、激闘から一週間経過した訳ですが、僕の興奮はちっとも収まっていません。ところがですよ、先に紹介した「拳四朗選手VS京口選手」を取り上げた時事ネタ記事の状況をご覧下さいよ、
試合当日に3回、検索結果に表示されましたが、結局誰の目にも留まることはありませんでした。僕はこんなに今でも燃え上がっているんですが、記事の方は冷え切っています。しかし、ここは、京口選手から頂戴したパワーで前進するしかないです!!!
最後に最新の車内空間快適化計画の状況をお伝えしておきます。
車内空間快適化計画の状況
アクセス数
1名様、ご来店有難うございます。
記事数(インデックス済)
64
獲得収益
0円
余談
いや~返す返すも、本当に良い試合でした。年末に井上尚哉選手や井岡一翔選手の試合も控えていますので、両名には失礼かと思いますが、今回の拳四朗選手VS京口選手戦は
2022年の年間最高試合
ということになるでしょう。二人には本当にパワーを頂きました。有難う御座いました。
「審判の日」まで あと7日
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