みなさんこんにちは。最弱非成功者ブロガーのtake(テイク)です。本日は2022年10月29日ですが、いよいよ
WBA WBC世界ライトフライ級王座統一戦 寺地拳四朗選手と京口絋人選手の一戦
が迫ってきまたね!!!!と言っても、興奮しているのは僕だけで、みなさんポカンですよね。
そうなんです。アクセス低空飛行を続ける「車内空間快適化計画」のアクセス向上を(一時的でもいいので)目指して、大好きなボクシング関連の時事ネタ記事を公開したんですが、これが恐ろしい程反応がありません。もう試合目前というのに・・・。
確かに、時事ネタ第一弾の「那須川天心選手VS武尊選手」よか、世間の関心は数段は劣ると思います。がしかし、しかしですよ、皆さんこの興行のアンダーカードご存じのことですか???メインは言わずもがな。アンダーカードも、もはや前座でないん程の豪華さなんです。
超豪華なアンダーカード
中谷潤人選手VSフランシスコ・ロドリゲス選手
WBO世界フライ級チャンピオン中谷潤人選手がフランシスコ・ロドリゲス選手と激突します。この試合、ベルトは懸かっておらずノンタイトルの10回戦となりますが、注目すべきはその対戦相手です。
ロドリゲス選手は過去にIBF WBOのミニマム級の統一王者でもあった選手です。その内IBFのタイトルは当時チャンピオンの高山勝成選手から奪い取ったもので、実績十分、日本人にも馴染みある選手ですが、特筆すべきは直近の対戦相手です。約1年前の(2021)9月1日に日本人初の4階級制覇チャンピオンで現役のWBOスーパーフライ級チャンピオンの井岡一翔選手と激突しています。
試合は12回判定で井岡選手の防衛となった訳ですが、中谷選手はあえて自らが保持するタイトルの防衛戦ではなく、
1階級上げてノンタイトル戦でこのロドリゲス選手
と戦います。
正に、「俺なら(中谷選手は優しい子なので、「俺」とは言わなさそうですが)倒せる」と言わんが為だけの試合で、
OK勝利=4階級制覇チャンピオンへの宣戦布告
となり、我々ボクシングファンのボルテージは否が応でも上がります。
こうして勝ち方が問われる試合ですが、難なく序盤でのKOに討ち取ってくれるものと予想します。
吉野修一郎選手VS中谷正義選手
WBOアジアパシフィックライト級王者・吉野修一郎選手(三迫)が中谷正義選手(帝拳)を迎え撃ちます。
吉野修一郎選手は、前回の試合で世界タイトルの獲得経験もある伊藤雅雪選手相手に防衛戦を行い、世界戦線への再浮上燃える伊藤選手を圧巻の技術力でコントロールし切りドクターストップによるTKOに退けています。
その戦いで伊藤選手に与えた肉体的ダメージ以上に高い技術力(オフェンス・ディフェンス両面)を見せつけることで与えた精神的ダメージは同年齢(31歳)の伊藤選手を引退へと追いやりました。
こうして、今や国内無敵との認識が周囲に広がる中、世界に打って出る前の最後に残された仕事として中谷正義選手との決着があります。
中谷選手もデビュー以来無敗でOPBF東洋太平洋ライト級チャンピオンに駆け上がり、防衛を重ねながら世界挑戦のチャンスを伺うも、階級が元々層の厚いライト級であったことと、当時所属していた井岡ジムのゴタゴタ(井岡一翔選手と実父で会長の一法氏の確執)の影響もあってか(?)なかなか世界挑戦への道が開けず、選手として脂の載った
旬の時期
を格下相手のOPBF防衛戦に費やしてしまった感がありました。
こうしてOPBFタイトルの防衛を重ねること11回、遂にアメリカの地でIBFライト級王者決定戦に進出するも判定負け。その一度の敗戦であっさり引退。そして名門帝拳ジムから復帰と目まぐるしいキャリアを消化していますが、カムバック後の帝拳のマッチメイクは超強硬路線でしたが中谷選手は見事にこれに応え、復帰第1戦で不利と思われていたフェリックス・ベルデホを逆転KOで撃破。その勢いに乗って、2度のオリンピックゴールドメダリスト、ウクライナの英雄、世界最速3階級制覇のワシル・ロマチェンコとの闘いに駒を進めました。
精密機械と呼ばれる超アマチュアエリートのロマチェンコには9回TKOに散るものの、レフリーに助け出されるその瞬間まで続けられた好戦的な戦い振りはまだまだ今後の活躍に期待を抱かせるものでした。
そんな二人が対決するんです。国内敵無しを証明して世界へと歩みを進めるのはどちらの選手でしょうか?どちらの選手も世界の舞台で戦って欲しいと思いますが、生き残るのはどちらか一人だけ。ボクシングとは斯(か)くも残酷なスポーツなんです。
岩田翔吉選手VSジョナサン・ゴンザレス
WBO世界ライトフライ級王者ジョナサン・ゴンサレスに日本&東洋太平洋&WBOアジアパシフィック同級統一王者・岩田翔吉選手(帝拳)が挑みます。
正直、この岩田選手については僕はさほど詳しくはないのですが、高校時代に後の世界チャンピオンとなる井上拓真選手(モンスターの弟さんですね)、三階級制覇の田中恒成選手に勝利した実績があるとのことで、正に名門帝拳ジムの秘密兵器が満を持して世界に打って出るといったところでしょうか。11月1日の試合に向け僕もyoutube動画で予習したのですが、試合を観た感想は、出入りの激しいごちゃごちゃしたボクシングスタイルに見えて、そのごちゃごちゃの中でキッチリカウンターを決めていく攻防一体型の戦いは努力プラス持って生まれたセンスの賜物でしょう。
この初挑戦であっさり載冠していただき、伝説のプロローグとしてもらいたいです。
ということで、試合のゴングが待ちきれず、僕のペンも止まらないのですが、肝心の記事の方は、
検索結果に僅かに2回登場しただけになってます。もうー。試合始まっちゃいますよ~。
ということで、本日は書きたいことを好き勝手に書かせてもらいました。すっきりしました。ここまで目を通していただいた方、深く感謝申し上げます。
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